「誰でもつなぐ」のをやめた話|集客より付き合う人を選ぶことの効果

問い合わせも紹介も「増やすほど良い」と思っていた頃の失敗

交流会を主催していた代表・原本が、誰でもつなごうとするのをやめて「人柄で付き合う相手を選ぶ」ようにしたら、周りに素晴らしい人が増え始めた——。集客の量ではなく質に舵を切った実体験をお伝えします。

集客の相談を受けていると、「問い合わせは多ければ多いほどいい」「つながれる人は全員つないでおいたほうがいい」と考えている方によく出会います。私(代表・原本)自身、かつてはまさにそう思っていました。交流会を主催・参加していた頃は、興味を持ってくれた人はどんな人でも、とにかくつなごうとしていたのです。けれど、あるとき「誰でもつなごうとするのはやめよう」と方針を変えました。すると、少しずつですが周りに素晴らしい人が増え始めたという手応えがありました。本記事は、集客の"量"を追うのをやめて"付き合う相手"を選ぶようにした私の実体験から、一人社長・中小企業の経営者が問い合わせを見極め、良い人脈を引き寄せる考え方を整理します。

「誰でもつなごう」としていた頃|量を増やすほど良いと思っていた

交流会で多くの人と名刺交換をしていた頃の代表・原本のイメージ

私は交流会を主催したり、参加したりしていた時期があります。当時の私は、興味を持ってくれた人はどんな人でも、ひたすらつなごうと考えていました。人と人をつなぐこと自体が価値だと思っていましたし、つながりの数が多いほど、そこから何かが生まれる可能性も広がると信じていたからです。

その姿勢は、ネットからの問い合わせ対応にも表れていました。今振り返れば明らかに営業メールと分かるような問い合わせに対しても、私は一件一件、丁寧に対応していた時期があったのです。「せっかく連絡をくれたのだから」「どこかでご縁につながるかもしれないから」と、来たものすべてに向き合おうとしていました。悪いことをしているつもりはまったくなく、むしろ誠実なつもりでした。ただ、その"誠実さ"は、自分の時間と気持ちをすり減らしながら、成果にはあまりつながっていなかったのも事実です。

「誰でもつなごうとはしない」に切り替えた

転機になったのは、「誰でもつなごうとは絶対しないほうがいいんじゃないかな」と思うようになったことでした。世の中には、正直に言って、うさんくさいことをやっている人もいます。そういう相手まで無理につなごうとすると、紹介した相手にも迷惑がかかりますし、何より自分自身が疲弊していきます。そこで私は、自分でフィルタリングをするようにしました。つながる相手を、自分の判断で選ぶようにしたのです。

これは「人を選り好みして偉そうにする」という話ではありません。むしろ逆で、「良い人と付き合っていきたい」と自分の意識をはっきり切り替えたということです。付き合いたい人物像を、自分の中でしっかりイメージするようにしました。どんな人と時間を共にしたいのか、誰と一緒に事業を育てていきたいのか。それを言葉にして持っておくと、日々の出会いや問い合わせに対する向き合い方が、自然と変わっていきました。

「誰でもつなぐ」のをやめるのは、冷たくなることではありません。自分が本当に応援したい人・信頼できる人に、時間とエネルギーをちゃんと使えるようにするための、いわば"選択と集中"です。

私は「人柄しか見ていない」|一番大事なのは信頼できるか

では、何を基準に相手を選ぶのか。会社の規模や稼ぎは、一つの指標としては確かに大事です。ただ、私自身の本音を言えば、「正直私、人柄しか見ていない」というところがあります。どれだけ稼いでいても、興味を持ったふりをしているだけの人もいますし、調子の良いことを言うだけの人もいる。だからこそ、一番大事にしているのは「その人が信頼できるかどうか」なのです。

人柄さえ良ければ、その人が今たくさん稼いでいても、まだそうでなくても、大きな問題ではないと考えています。人柄が良ければ裏切らないし、いずれ稼ぐようになる——そう思えるからです。目先の売上や肩書きで付き合う相手を決めてしまうと、短期的には効率が良く見えても、長い目で見ると信頼が積み上がりません。逆に、人柄で選んだ関係は、時間が経つほど強く、豊かになっていきます。

「稼いでいるか」より「信頼できるか」。この順番を自分の中ではっきりさせると、付き合う相手に迷わなくなります。人柄で結んだ関係は、裏切られにくく、あとから大きく育ちます。

問い合わせは「種類」で分ける|全部を同じように扱わない

問い合わせを種類で見極め、付き合い方を変える経営者のイメージ

付き合う相手を選ぶという考え方は、日々の問い合わせ対応にもそのまま当てはまります。私が意識しているのは、「その問い合わせの種類によって、付き合い方を変えていくべきだ」ということです。問い合わせを一括りにせず、種類で分けて見るのです。

大きく分けると、一つはお客様になる問い合わせ。もう一つは、協業者として一緒に事業を広げていける問い合わせです。この二つは、目的も、その後の関係の育て方もまったく違います。お客様には、その方の課題をどう解決できるかを丁寧に考えて向き合う。協業の相手とは、お互いの強みをどう掛け合わせられるかを話していく。同じ「問い合わせ」でも、相手の種類を見極めれば、こちらの動き方も自然と変わってきます。

逆に言えば、すべての問い合わせに同じ熱量で全部対応する必要はないということでもあります。かつての私のように、営業メールまで一件一件丁寧に返していると、本当に大事にすべき相手にかけるべき時間が削られてしまいます。まずは相手の種類を見て、どう付き合うかを決める。それだけで、限られた時間の使い方がずいぶん変わりました。

付き合う人を意識したら、素晴らしい人が周りに増えた

「付き合う人は非常に大事だ」と認識したこと。これが、私にとって大きな転機でした。面白いもので、付き合う相手を意識するようになると、自分でアンテナを張るようになるのです。「この人はどういう人だろう」「一緒にいて良い関係を築けそうか」と、自然と観察するようになります。

そうやって付き合う人を選ぶ意識を持ち始めてから、実際に素晴らしい人が周りに増え始めたという実感があります。数字で証明できる類いの話ではありませんが、これは私が肌で感じている確かな変化です。誰でもつなごうとしていた頃より、関わる人の質が上がり、結果として仕事の質も、日々の充実感も上がっていきました。集客の相談でも同じで、来た問い合わせをただ数えるのではなく、「どんな人とつながりたいか」を先に決めておくと、そこに引き寄せられる人が変わってくるのだと思います。

付き合いたい人を先に決めると、自分のアンテナが変わり、良い出会いに気づけるようになります。「集客の質」は、手法の前に"誰と付き合うか"の意識から変わり始めます。

集客が増えても「全部お金にする」で見なくていい

ここで一つ、集客の仕組みと絡めてお伝えしたいことがあります。私たちはコンテンツSEOで、検索から問い合わせが入り続ける集客の仕組みづくりをお手伝いしています。実際にSEO対策で問い合わせが増えていくと、うれしい一方で、「増えた問い合わせ、全部に対応しなきゃ」と気負ってしまう方もいます。営業の連絡まで含めて、すべてに全力で応じようとして、かえって疲れてしまうのです。

でも、ここまで書いてきたとおり、問い合わせのすべてを同じように扱う必要はありません。「問い合わせ=すぐお金になるもの」という物差しだけで見るのではなく、個別に話をして、相手がどういう人かを見て、どう付き合っていくかを考えながら進めていく。そのほうが、結果的に良い関係も良い仕事も残っていきます。集客の数を増やすことと、付き合う人を選ぶことは、矛盾しません。むしろ集客が安定して"選べる状態"になるからこそ、人柄で相手を選ぶ余裕が生まれるのだと思います。

その"選べる状態"をつくるうえで、私が土台として大事にしているのが、止めても消えない集客の仕組みです。交流会のようなその場限り(フロー型)の集客だけに頼っていると、目の前の一件一件に追われて、相手を選ぶどころではなくなります。検索から関心のある人が訪れ続けるストック型の集客資産があると、問い合わせの母数に安心感が生まれ、「この人と付き合いたい」を軸に判断できるようになります。集客の考え方の土台については交流会に半年通っても集客できなかった理由でも書いているので、あわせて読んでみてください。

まとめ:集客は"量"より"誰と付き合うか"で変わる

交流会を主催していた頃の私は、興味を持ってくれた人を誰でもつなごうとし、営業メールにまで丁寧に対応していました。けれど「誰でもつなごうとはしない」「良い人と付き合っていきたい」と意識を切り替え、付き合いたい人物像をイメージし、問い合わせを種類で見極めるようにしてから、周りに素晴らしい人が増え始めました。基準にしているのは、規模や稼ぎよりも人柄と信頼です。人柄が良ければ裏切らないし、いずれ稼ぐ。そう思えるからこそ、目先ではなく長い関係で相手を選べます。

集客というと、つい「どうやって数を増やすか」に目が向きます。けれど、増やした先で誰と付き合うかを選べているかが、事業の質を大きく左右します。私たちは、社長の経験や考えを検索から共感層が集まり続ける記事に変え、"付き合いたい人"が自然と集まる集客の土台づくりをお手伝いしています。「問い合わせは増えたけれど、どう付き合えばいいか分からない」「集客の質を上げたい」という方は、まずは無料相談でお気軽にお問い合わせください。

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