SNSだけの集客は危ない|アカウント凍結で発信力がゼロになる前に持つべき「土台」の話

一つのプラットフォームに集客を預けると、それが消えた瞬間に発信力もゼロになる

代表・原本自身がコロナ禍で「交流会」という集客手段を手放した体験と、知人のSNSアカウントが凍結された実例から、単一チャネル依存のこわさと、なくなりにくい「土台」の作り方をお話しします。

「フォロワーも増えてきたし、集客はSNSがあれば大丈夫」——そう考えている経営者の方に、どうしても伝えたいことがあります。本記事は、代表・原本自身が、コロナ禍で「交流会」という頼りにしていた集客手段を実質的に手放さざるを得なくなった実体験と、知人のSNSアカウントがある日突然「凍結(バン)」され、それまで積み上げた発信力を一瞬で失った実例をもとにしています。集客を一つのプラットフォームに預けることのこわさと、なくなりにくいSEO・ホームページを「土台」に据えるという考え方を、順を追ってお話しします。

SNSだけで集客していた知人が、ある日アカウントごと発信力を失った

スマートフォンでSNSに投稿し、フォロワーに向けて発信する起業家のイメージ

私(代表・原本)の知り合いに、SNSを主な集客手段にしていた方がいました。日々コツコツと投稿を続け、フォロワーも順調に増やし、そこから仕事の相談や問い合わせにつなげていた——傍から見れば、うまく回っているように見える集客です。ところが、その方はある日、SNSのアカウントが凍結(バン)されてしまったのです。規約の解釈やアルゴリズムの都合など、こちらの努力とは関係のないところで、アカウントは止まることがあります。

問題は、そのときに何が起きるかです。フォロワーがそのSNS一つに集中している場合、そのサービスが使えなくなった瞬間に、発信力が一気にゼロになってしまう。積み上げてきた多くのつながりも、投稿の履歴も、そこから来ていた問い合わせの流れも、まとめて断たれてしまうのです。これは決して「その人が特別に運が悪かった」という話ではありません。一つのプラットフォームに集客を全部預けている限り、誰にでも起こりうるリスクだと私は考えています。

私自身も、コロナ禍で「交流会」という集客手段を手放した

他人事のように書いていますが、実は私自身にも同じ構図の経験があります。起業して最初の頃、私の集客の中心はずっと「交流会」でした。ほぼ毎日のように足を運び、名刺を交換し、そこから仕事につなげる。それが当時の私にとっての、頼りにしていた集客チャネルだったのです。ところが、コロナ禍が来て、私はその交流会という手段を実質的に手放すことになりました。厳密に言えば「交流会そのものが世の中から消えた」わけではなく、私がリスクを考えて、自分から通うのをやめた——それでも、頼っていた集客の柱が一本、突然使えなくなったという意味では、SNSアカウントの凍結とまったく同じことが自分の身にも起きたわけです。

そのとき痛感したのは、「一つの集客手段に頼りきっている状態は、その手段が使えなくなった瞬間に立ち行かなくなる」という当たり前の、しかし見落としがちな事実でした。順調なときほど、私たちは「この方法があれば大丈夫」と思い込んでしまいます。けれど、その"大丈夫"は、プラットフォームや外部環境の都合であっけなく崩れるのです。

一つのプラットフォームに依存するとは、どういうことか

一つの集客チャネルへの依存リスクを見直し、集客の土台を考え直す中小企業の経営者

ここで言う「依存」は、SNSに限った話ではありません。X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、TikTok、YouTube、LinkedIn——どれも強力な集客チャネルですが、いずれも「特定の会社が提供しているサービス」です。そのサービスの方針が変わったり、アカウントが止まったり、サービス自体が縮小・終了したりすれば、そこに集めたフォロワーや発信力は前提ごと揺らぎます。広告も同じで、出稿を止めれば問い合わせも止まります。交流会も、通うのをやめれば人脈の更新が止まります。「その集客は、自分でコントロールできない誰かの都合に、どれだけ左右されるか」——この視点で見直すと、多くの集客手段が意外と脆いことに気づきます。

私の知人はSNSアカウントの凍結で発信力を失い、私自身はコロナ禍で交流会という手段を手放しました。手段は違っても、起きたことの構造は同じです。集客を一つのチャネルに集中させていると、そのチャネルが変わった瞬間に、集客そのものが止まってしまう。これは運の良し悪しではなく、依存という状態そのものが抱えるリスクです。

なぜSEO・ホームページは「なくなりにくい」のか

では、どう備えればよいのか。私がたどり着いた答えは、複数の集客チャネルは持ちつつ、そのすべての土台として「自分のホームページ」を持ち、SEOで見つけてもらえる状態にしておくということです。ホームページは、SNSのように他社のプラットフォームの上に借りている場所ではなく、自分の資産として持てる場所です。そしてSEO(検索エンジン最適化)は、Googleがなくならない限りは基本的になくならない——だからこそ、非常に安定した集客の土台になります。SNSのアカウントが凍結されても、広告を止めても、検索から見つけてもらえる状態さえ保っておけば、お客さんはあなたにたどり着けます。

逆に言えば、ファンがいても、社名や名前で検索して何も出てこない状態は危ういということです。いざお客さんが「あの人にもう一度頼みたい」と思ったとき、検索して連絡先が見つからなければ、その集客はそこで途切れてしまいます。SNSや広告で人を集めることと、検索されたときに確実に受け止められる土台を持っておくことは、どちらか一方ではなく両方が必要なのです。

何か一つの集客手段に頼りきりになるのは、経営上のリスクになりかねない——。集客チャネルは複数持ちつつ、なくなりにくいSEO・ホームページを「土台」に据えておく。これが、知人の凍結と自分自身のコロナ禍の経験から私が学んだ、集客を守るための一番の考え方です。

では、どう備えるか(私からの提案)

ここから先は体験そのものではなく、そこから私が導いた「提案」として読んでください。今日から見直せる、依存リスクを下げるための考え方を整理します。

  • 「この集客が明日止まったら?」を一度想像する:今いちばん頼っているチャネルが使えなくなったとき、問い合わせがどれだけ残るかを考えてみてください。ほぼゼロになるなら、それは依存のサインです。
  • 集客チャネルは複数持つ:SNS、広告、交流会、紹介――どれか一つに全振りせず、性質の違う手段を組み合わせて、一本が止まっても全体が止まらない状態を作ります。
  • 土台として自分のホームページを持つ:他社プラットフォームの上ではなく、自分の資産として持てる場所を用意し、そこにすべての導線を集約しておきます。
  • 「名前・社名で検索したら出てくる」状態を保つ:最低限、指名検索でたどり着ける状態を確保する。ここが切れると、せっかく集めたファンも戻ってこられません。
  • なくなりにくいSEOをコツコツ積み上げる:成果までに時間はかかりますが、一度積み上がれば止めても消えにくい。時間をかける価値のある土台です。

「止めても消えない集客」へ、軸足を移すという選択

私自身、頼っていた交流会という手段を手放したあと、次第に「止めても消えない集客」——検索エンジンから問い合わせが入り続けるコンテンツSEOへと軸足を移していきました。広告や交流会のように「動き続けないと成果が止まる」フロー型の集客がなぜ積み上がらないのかは、なぜ広告・展示会・交流会は止められないのかで詳しく整理しています。そして、社長自身の経験を検索から見つかる"集客資産"に変えていく考え方は、社長の経験が集客資産になる理由にまとめました。SNSや広告に頼りきる状態から、崩れにくい土台を持つ集客への移行を考えるうえで、ひとつの視点になるはずです。

まとめ:発信力を「他人の都合」に預けない

知人はSNSアカウントの凍結で発信力を失い、私はコロナ禍で交流会という手段を手放しました。手段は違っても、教訓は同じです。一つの集客チャネルに全部を預けると、それが変わった瞬間に集客ごと止まってしまう。だからこそ、集客チャネルは複数持ちつつ、なくなりにくいSEO・ホームページを土台に据えておく。発信力を「他人の都合」に預けきらないことが、これからの時代の集客を守る第一歩だと、私は自分の経験から確信しています。

「SNSや広告に集客を頼りきっていて不安」「アカウントが止まったら仕事が途切れそう」「なくならない集客の土台を作りたい」——そんな方は、まずは無料相談でお気軽にお問い合わせください。今の集客の状況をお聞きしたうえで、具体的な進め方をご提案します。

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